「待つ」という支援

少し前の話ですが、

あるテレビ番組で支援団体が被災者に向け「故郷」を歌う場面がありました。

ほとんどの被災者がその歌を嬉しそうに聞いている中、歌を聞かずに退席した方がいました。

その方はインタビューに「この歌は好きだけど、今はまだ聞けない。何時か聞ければ….。」と答えていました。

その時思いました。

その方が聞きたい思ったとき、聞けるようになったときに「故郷」を届けられるのだろか….。

 

復興は進んでいるように見えますが、心や気持ちの復興はまだまだこれからです。

「故郷」を届けられる時まで待ちましょう。