「約束の橋」

 

東日本大震災より4年が立ちました。

復興のまだら模様はいっそう濃くなり、格差が生まれているようにも感じます。

 

4年前

沢山の命が亡くなりました。

日増しに増えていく犠牲者の数をテレビやラジオのニュースで目の当りにし、

何も考えられくなったこと、今でも覚えています。

 

先日、知人が病気で亡くなったこと知らせがありました。

その方は特に親しかったわけでもありませんが、

彼の生前の話をしていると、自然に涙があふれてきました。

ああっ、きっとこの涙は、彼が流したかった涙なんだな。

そして、こうして少しだけ彼の魂が浄化していくんだなと。

そう思いました。

 

4年前

沢山の命が亡くなりました。

「今日」は彼らが見たかった世界。

魂の浄化があるなら、あとどの位の涙が必要でしょうか….

 

佐野元春が「約束の橋」で歌ってます。

「今までの君はまちがいじゃない 君のためなら橋をかけよう

これからの君は間違いじゃない 君のためなら河を渡ろう」

 

さあっ、その涙で橋を架けよう。

彼らの思い描いた未来はきっとそこにあるはず。

そして、僕らの想いはもっと先にあるはずだから。