東日本大震災から3年半を迎えました。
もう3年半。
まだ3年半。
両方の思いがあります。
最近のCMで「人は3年で変わる」とのフレーズがありました。
3年間で中高学校生は卒業します。
プロ野球の監督も3年契約が多いとの事。
確かに、3年という時間は何かを変えるのに十分な時間なのかもしれません。
この3年で被災地も変わりました。
・瓦礫が撤去され、被災した建物も取り壊されました。
・乗り上げたタンカーは解体されました。
・山は取崩され、高台の市街地整備と平地の嵩上が進んでいます。
・新しい道路や駅の整備が進んでいます。
・被災した農耕地後には、新しい産業が育っています。
変わらないものもあります。
・福島沿岸部の凍りついた街。
・帰らぬ、帰れぬ故郷とその思い出。
・失ったものへの悲しみ。
・支援に対する感謝と笑顔。
・仲間との絆。
変わる環境と変わらぬ想い。
これからも、復興に対する想いは変わらず持ち続けて行きたいと思います。
~2014年3月11日FaceBookに投稿した記事です。~
2時46分がすぎました。
今年も閖上日和山では沢山の黙祷が捧げられました。
皆の祈りは空に吸い込まれていきます。
一羽の鳥が飛んでました。
どこに帰るのでしょうか?
きっと暖かい温もりがある場所だと信じたいです。
4年目が始まりました。
また一歩づつ進んでいきましょう。
※写真は名取市閖上のモニュメント。
盛り土を含めた彫像の高さは被災時の津波と同じ8.4mとなっている。